ロゴを考えた時はJ-Plat Patで似た商標がないかチェックを

初回のコラムで書きました商標検索の話ですが、今回は商標チェックの重要性に関する実体験の話です。

現在の弊所ロゴマークは二代目になるのですが、初回ロゴを考えている際、一番初めに思いついたデザインがありました。
行政書士→調和→バランスなどと考えて思いついた文字を書道風にデザインして名刺データなども作成し、ぼちぼち商標チェックでもするかと思い「J-Plat Pat」で調べ始めました。

するとよく似たようなマークがすでに登録されているのが分かったのですが、それが弁護士関係の団体だったのです。
全く別の業種であれば良かったのですが、行政書士と弁護士は「法律事務」など指定役務（サービス）が重なる部分があるため、似たような商標は使わない方が無難です。
そこまで酷似していたわけではなかったので、問題無さそうな感じもしたのですが、なにせ相手が弁護士さんですからそのロゴはさっさと不採用にしました。

これに限らず似たような業種なら似たようなマークを思いつく事は珍しくないと思います。
私の場合は以前から自分の会社で商標登録なども行っているため、ロゴ作成時は必ず商標チェックを行うのですが、「商標チェックなど考えたことも無い」という方は是非下記のサイトで調べてみてください。

より確実なチェックは弁理士さんに依頼されることをおすすめします。弊所から紹介もできますのでお気軽にお問い合わせください。

改めてリンク先を記しておきます。
特許情報プラットフォーム J Plat Pat
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/